寒さもいくらか峠をこえたような気がします
庭に集まるネコ達も盛ってまいりました
そろそろ春ですね

目の前の空き地にもいよいよ建物がたつそうです
地下1階地上2階建の白亜のビルで
なんでも有名な建築家さんが手がけるそうです
中身は洋服やさんと聞いてます

うちの大家さんから聞いた話によると
「2階から庭が眺められるようにしたいから囲いはつくらないでほしい」と
申し出があったそうですが
大家さんは言下に
「それは困ります！アルカも、となりのアモーズバーも
奥まった場所から庭を眺められるプライベートな空間が特徴ですから」
と言っていただけたということです

ひと安心です

これから工事でうるさくて皆サマには
ご迷惑もおかけしますが
アルカの隠れ家的な部分は守られたようでよかったです

なにせアルカは「非凡なる凡人の為のビューティーパーラー」ですから

これはアルカを紹介する時に、いつも使ってるキャッチフレーズです

「非凡なる凡人」は19世紀の作家国木田独歩の作品タイトルから
ビューティパーラーはただカワイイからというだけですが

美容室のキャッチフレーズではこのようなタイプはまずなく
そのへんがボクのおかしな
自尊心をくすぐるので（お気に入りです）

でもこのキャッチフレーズは後付けで
アルカには実際「非凡なる凡人」といえる方が多いなぁとボクは思ってます
凡人なんて言うと失礼な感じですが

一見すると普通の人、というより実際に普通の人なのですが
一人ひとりとお話しすると、とてもユニークで個性的であったりします

大きい美容室が苦手！
美容室自体が苦手という方がアルカには顧客様として多いのも特徴です

「美容室大好き」ももちろんいいのですが
美容室が苦手なのに表参道のアルカを選んで来ていただける

苦手でもおしゃれなんです
目立たなくてもおしゃれなんですよね
アンチミーハーな感じがして「なんかいいな～」とホントに思ってます

例えば逆だと「凡庸なる有名人」でしょうか？
なんだかつまらない響きですよね？
「凡庸なる超人」かな？・・これはアクション映画のヒーロものみたいですね

ともかくです
目先の流行だけにながされない
本物志向の人たちに

「きょぉうはドコ行くんですかあぁ～」みたいな
美容室お決まり会話が苦手な方達や

ちょっとだけマニアックで温かい面白いサロンで
ヘアをきれいにしたいと思ってらっしゃる
非凡なる普通の方々にご愛顧いただける
アルカでありたいな～と思っておりまする。。。