こんにちは🌱

もう平成の世も終りですね

昭和、平成と美容をやってきて
ヘアスタイルもだいぶ変わりました

ファッションが変わるのですから当然ですね

昭和でスタイルは出尽くして

平成はニュアンス、
テクスチャー〈質感）の違いで
新しさを表現してきたように思います

時代とともにどんどん力がぬけたヘアスタイルに
なってきているように感じます

きっちりガチガチのミリを追求する
厳しい技術修行時代
それがイヤで苦労したボクやツルミにとっては
ついにオレ達の時代が来たか！という
感じでしょうか？（おそい！）

例えば最近はすっかり一般的になった
アシンメトリースタイル☆

その昔アシンメトリーの天才と言われたような・・
言われてないハラがチョッと解説してみようかと思います

ボクがスタイリストとしてデビューしたころは
右左のレングス（長けみたいな・）
がしっかり揃っている（シンメトリー）が
基本で
アシンメトリー（左右不対象）の髪型は
一部のモードな人達に愛される
アバンギャルドなスタイルだったナと思います

↑は60年代ビダルサスーンのアシンメトリーボブ

今でも充分かっこいいです！
でも普通の一般職や主婦はの方はしませんね

でも平成に入るとヘアカタログなんかにも
○○なアシンメトリーで颯爽と～♪
みたいなフレーズ付きで
ライトサイドは少し耳みえて
ヘビーサイドはアゴくらいのボブみたいなのが
たくさんでてきます

それでもまだしっかりと
スタイルとしてアシンメトリーなんだ！と
わかるように、しっかり左右不対象であったのですが

最近はとても微妙になってきたように思います
例えばこういうの↓

　

実はこういうのがヒントになってるのかな？
とボクは勝手に思ってます↓

（どこかの山岳民族の女子らしい、かわいいですね）

カットライン（切り口）も微妙です
外ハネとも内巻きともいえない

まるで家でカットのシロウトさんがバサっと
切ったようなというのでしょうか？

こうなるとプロはある意味大変かと思いますが

もともと人間の顔は左右不対象です
整形手術で左右対称にしてしまった
芸能人がいましたが
なんか不気味です

耳の位置も生えている毛穴の位置も
左右で違います
生え方毛流れもそれぞれで揃ってはいません

美容だから絶対に加工し細工はするのですが
よりその方の素材を生かしていく
そういう方向に向かうのは
間違いないと思えます

だからお客サマも左右を指でひっぱってみたり
して・・
「あれ、なんか右が長くありません？」なんて言ってはいけません！
特にボクみたいな美容師にはです
ついでに前々回と同じにして！もいけません！
オボエテラレナイカラデス

優しく、大らかな気持ちで・・👌

ヘアスタイルはおかしくなければいいんです☆
似合っていれば・・

だんだん暴論になってきました・・
（おかしな事言ってる？ボクってイチローが言ってた）
どうでもいいですね・・シッケイ。

細かいとこに気を使っていくことは
とても大切なことで、当然なのです

自分なんてどうでもいいや！ということではありませんよ
念のため

でも言い方は悪いですが
つまらない細かいとこを気にしないほうが

人は美しさがでるように考えます

そんな令和にむかって
もうすこしがんばります

↑＜16年前の古～い　ハラ作アシンメトリー＞
といってもただのスナップ

（お知らせ)
平成最後の4月30日火曜日
ボクはお休みを頂き
平成に感謝と別れをつげたいと思います。。

では皆サマ平成もありがとうございました。。