(205)辛口のシュガー

(205)辛口のシュガー

秋らしくなって
さわやかな日が多く
いい感じです

コロナの感染者も少しずつ
減ってきて・・
油断大敵ないい感じです

こういう状況なので
美容室、特に繁華街の美容室は
もうひとつ元気がありませんが

それでも頑張って
秋冬のトレンドヘアを
発表していますね

ヘアスタイル、カットスタイルの
歴史をちょこっとだけすると

60年代にヴィダル・サスーンという
イギリスの美容師が
カット技術の革命を起こします

ボクなりの解釈で簡単にいうと
理容師の技術を
美容に導入してうまれた
カットの考え・
そういう部分ではシャネルと
よく似ている
女性のファッションに
メンズの動きアクティブさが
入ってくる部分、
女性の社会進出の
時代の勢いと相まって
爆発的な流行になり
未だに世界中の美容師が
サスーンの弟子といってもいいです

その代表的なスタイルがボブ
それから70年代のレイヤー、ウルフ

2021年の今も
ボブとウルフのアレンジで
ニュースタイルを発表しています

それ以外にも
マッシュ、セシル、ピクシー
全部60年代~70年代に
生まれたカットスタイルが
テイストを変え今日まで
続いているのですから
タマゲチャウよね~

80年代バブル期は
ヘアもバブルのアホ期
ソバージュとか聖子とか
恐竜のように絶滅していく
その時だけの大流行もあるけど
ちょっとややこしいので省略します

そこから90年代末、
2000年を前後してカットの仕方
考え方、プロセスに
大きく変化が訪れます

だから昭和の時代に
ガチガチの正確無比の
サスーンカットを勉強し、
それがカットだ!と思っている人と

2000年カット小革命以降に美容師になり
その時のカット技術から入った美容師
には少なからずギャップが
うまれるてるよなぁ・・
とボクは思っています

2000年以降はまた
形、スタイルはあまり変わらず
テイスト、ニュアンスだけが
変わってきている、ザックリいうと

そこには微妙なカットの考え方
切り方の変化が起きて
新しさを生んでいると
ボクは考えますが・・
その辺は
長くなるのでまた次回に

話はかわりますが
フランスの俳優
ジャン・ポール・ベルモンドが
今月亡くなりましたね

arcaのトイレに
ベルモンドをスターにした
「勝手にしやがれ」のポスターも
貼ってありますから
まあ、スキ・・ってことです

自分達世代では、よく言われたことが
「フランスではアラン・ドロンより
ベルモンドのほうが人気なんだゼェ!」
って話

余談ですがフランスはお洒落すぎてか?
醜男スターの伝統があるとかね
セルジュ・ゲンズブール
ジャン=ポール・ベルモント
ジェラールドパルデュー・・

だけどベルモンドは全然かっこいいし
充分に男前で尚且つ個性的です!
映画だけじゃなく
舞台のシラノ・ド・ベルジュラックも
言葉はわからなくても凄く良かった
名優中の名優です

ちなみにご存知とはおもいますが
勝手にしやがれで
ヒロインを演じたジーン・セバーグ
がセシルカットの女優ですね

 

 


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