(75)話は長いが髪は短い
さわやかな季節はもう終わりでしょうか?
短いですね
新型インフルエンザも少し落ち着いた様子で
一時はびっくりするくらいの
マスク着の人の数も減ってまいりました
ボクはご承知のように美容師ですから
色んな方から
「自分に似合う髪形をみつけて」と聞かれます
あるいは
「どんなスタイルにしてもピンとこないのだけど
本当はどんなヘアがあうの」とか
「今まで、どの美容室でも気に入らなかったけど
そんな私を納得させてくれる?」とか言う人もいます
得意の美容の魔法を駆使して新しい自分を発見して
差し上げることが出来る場合もあるし
する前から、正直この人には魔法は効かないな~
と思う時も稀にはあります
何年か前のブログでも書いていますが
似合う髪型なんて実はたくさんあるのです
美容でつくるヘアスタイルは美容師とお客サマとの合作として完成するものです
ですから誤解を恐れずにあえて言うと
美容の魔法の種明かしは
美容師の腕が50%で その方がそれを気に入るか?が50%なんです
どんなに美容師がナットク~の仕事をしても
お客サマが気に入らなければ、ちっとも似合ってきません
技術的には問題がなくても
お顔が(似合う)についていかないのです
ではどうしたらご自分に似合うスタイルを
あるいは気に入るスタイルを多く見つけられるのでしょうか?
又いつまでも美しくいられるのでしょうか?
それはもちろん様々な提案をして導いてくれるプロの力は大きいです
自分のことを良く理解してくれて、願望をかなえてくれる
高い技術と発想をもった美容師との出会いは不可欠であります
ボク達も一人でも多くの方に、そう感じて頂けるように
努力していかなければと思っています・・ホントに
ただそれとは又別で
お客サマ自身が本来の自分を良く知り
ご自分を育てていくことも同じくらい大切だと考えています
イヤイヤ💦エラソ~にすいません
でも高いレベルを望む時は、とても大事なことだと思うのですね
それは例えばこういうことです
ある人がいて、成りたい髪型を考えるとき
本来のご自分とは正反対のタイプを選ぶ場合がある
こういうことが比較的多いのですね
やっぱり誰でも(ないものねだり)は人間の本質で
今までやったことがない、出来なかった髪型に
憧れるというのは当然のことで
それを叶えるのが美容でもあります
ただそれが「なりたい自分のイメージ」としてなら問題ないのですが
正反対の髪質そのものに憧れて
正反対の自分を目指しても
髪や骨格という素材があまりにかけはなれていると
その素材を生かした、多くの場合モデルや写真の人の
完成度にとても届かないということになってしまいます
ですからそれは新しい自分のイメージとして
ニュアンスを取り入れるとかにして
元々の髪質や骨格
又は加齢の為のボリュームバランスの変化等にも
抗わず受け入れてスタイルを考えることが
より似合うヘアスタイルを発見するポイントだと思います
正反対の自分より
元々の自分を生かして、《要は自分を認めて好きになってあげる》ということですね
例えばボクなら、ハゲてないようにみせるより可愛いハゲを目指すべきで🌱
ないものをかなえる美容の魔法はそういう出発点から弱点をカバーし生かしていくことに
大いに使われるべきなんだな~と
ボクは考えています。。
「(75)話は長いが髪は短い」への2件のフィードバック
考えちゃいますねー。
私も今だにコロコロと髪型を変えて自分探ししてます。
ただ私は幸せなことに原さんをはじめいつも素敵な魔法をかけて
くださる美容師さんに出会えているので納得いかないということ
はここ5年はありません。なので何が似合うかわからなくても
楽しめてしまいます。しかしこれが若いころだとそうでもありません。
自分がよかれと思ってもまわりには不評だったりと何かと問題
ありで自分を全くわかっていなかったというか右往左往してました。
とりあえず一番不評だったのはパフィーのハヤリにのってかけた
ツイストのロングですね(笑)
コメントありがとうございます
にしてもpaquiさんのパフィーは見てみたいデス
笑ってしまうかも?
失礼は承知なんですが~(笑)