(158)じゃあ残暑見舞いってことで
8月に入ってから
はっきりしない天気が続きますね
ここ数日は少し涼しいから楽ですけど
今日は8月15日。
終戦記念日です。
テレビでもネットでもこの時期は
先の戦争をテーマにしたものが多いですね
私事ですが昨年95であの世へ行った父親は
戦後4年間シベリアに抑留されていて
結構陽気な父親で
軍隊で殴られたり、しごかれたりしたことは
わりと面白そうに話すのですが
シベリアの話はほとんどしませんでした
しゃべっても「さむいよ~」ぐらい・・
戦友との集りにも
捕虜時代を思い出すのがいやだ!
とほぼ行きませんでした
戦争体験者がだんだん少なくなってきて
本当は色んなことを聞くべきなんでしょうが
思い出すのもいや!という人も多いのだと思います
戦争反対。なにがあっても。
ところで話はかわって
先日フランスの女優、大女優
ジャンヌ・モローが亡くなりました
外国映画好きを自認するボクは
学生のころから
ジャンヌ・モローが出た映画もたくさんみましたし
とても好きな女優でした
同世代で人気があったブリジット・バルドーやちょっと下のカトリーヌ・ドヌーブ
フランス以外でも マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、
ソフィア・ローレンなど、一世を風靡した女優たちと
ほぼ同じ時代に活躍しましたが
演技の上手さでは頭抜けていたように思いました
代表作はいっぱいあります
「死刑台のエレベーター」 「恋人たち」 「雨のしのび逢い」 「エヴァの匂い」等々
〈こちらは死刑台のエレベーター、最高にかっこいい映画です〉
ヒマと興味があったら観てください
それでボクは先日
ジャンヌ追悼と考えて
彼女の出ている作品で観てないものをと
TSUTAYAに探しにいきました
と、言ってもたくさんあるのですが・・
で、見つけたのが
ポルトガルの、この間、昨年かな?なくなった
当時世界最高齢の現役映画監督マノエル・ド・オリヴェイラ監督が
105歳で撮った
「家族の灯り」
マノエル・ド・オリヴェイラさんの話もちょっとしたい、ごめんなさい。
年齢も凄いけど映画人としてもホントに凄い
日本に知られるようになったのはかなり高齢になってからだし
映画を本格的に撮りだしたのも60過ぎてからというから
まさに遅咲きの巨匠です
あんまりツタヤとかには置いてないのですが
「アブラハム渓谷」「「家路」とか「アンジェリカの微笑み」などなどです
アート色が強くエンタメ性がないので退屈に思う方や
好き苦手がはっきりあるかと思いますが
ヒマとご興味のある方はぜひ
家族の灯りも105歳でしょ?信じられないし
ジャンヌ・モローもやっぱりステキでした。。